座談会- 外国籍スタッフ編

- 橋本産業で働く魅力 -

外国籍のスタッフが感じている、橋本産業の魅力とは
国籍にかかわらず、成長し活躍できるフィールドがある

メンバー紹介

  • 枡川

    レン(中国)
    2018年入社
    営業本部 営業3部 所属

  • 平野

    チュン(ベトナム)
    2019年入社
    HS開発本部 開発部 所属

  • 唐澤

    ユ(中国)
    2019年入社
    エンジニアリング本部 技術部 所属

なぜ橋本産業を選んだのか。

成長や学びのある環境を求めて

そもそも日本で就職しようと思ったのは、日本に来てから日本語学校で1年、大学で4年の計5年間日本語を勉強していたので、学んだ日本語を生かしたいという思いがありました。また、同じ仕事でも日本人と中国人のやり方は全然違うので、異文化を学んで自分に適したやり方を模索したいと思っていたんです。会社選びは商社に絞って行いましたが、単に物を売るだけでなく、本当に成長できる環境があるかどうかを軸にしました。橋本産業はメーカー機能やエンジニアリング機能を持っていますし、自分で考え、自分で実行することを通して成長できる環境があると感じて選びました。


私もユくんと同じで、日本で日本語学校と大学院に計3~4年通って勉強をしていたので、そのまま中国に帰るのはもったいないと思い、日本での就職を選びました。また、社会人としての経験もほぼなかったので、まずは日本で社会人としての経験を積み、将来的には日本と中国のどちらも選べるようなキャリアを身につけたいと思っていました。就職活動では、人と接する仕事を探そうと思い、商社に何社かエントリーしました。そのなかで橋本産業は、面接や社員インタビューなどを通して、特に社内の雰囲気がいいと感じましたし、無借金経営というのも、とても安定した会社として信用できると思いました。私の出身地である上海に拠点を持っているというのも、親近感がありましたね。

僕はベトナムの大学を卒業後、実習生として来日しました。大学では機械関係の勉強をしていて、日本で働こうと思ったのは、日本の技術を学びたかったからです。ベトナム人はみんな電気製品や車などを買おうとすると、まずは寿命の長い日本のメーカーから選びます。なぜ日本製品はそんなにいいのか、その理由を学び、将来はその知見を生かしてベトナムで質の高い製品づくりをしたいと思っています。実習生のときは就職先を選べないので建設業界で働いていましたが、そのときの先輩に橋本産業を紹介してもらったことがきっかけで、入社しました。

仕事のやりがいは。

お客様に最高の製品やサービスを届けたい

HS開発本部で、自社製品の図面作成や新製品の開発、製品検査などを行っています。やりがいは、最高の製品をお客様に届けること。そのために、たとえば寸法誤差が出ないよう慎重に図面を引いたり、製品検査でチェックポイントをつくって見落としがないようにしたりと工夫しています。海外にある工場まで行って不良が発生しやすい箇所を特定し、改善したい。製品の改良ももっとできるのではないかと常に考えています。とにかく最高の製品を提供するための努力をし続けたいですね。僕自身もお金を出して買うなら最高の製品が欲しいですし、お客様が最高の製品を手にして喜んでくれると、自分も嬉しくなります。それに、常に改良し続けようと頑張っていたら、お客様もきっと応援してくれると思うんです。


エンジニアリング本部で、現場の施工管理や見積もり、部材の選定などを行っています。今はいろいろな現場に行って職人さんのお手伝いなどをしながら、知識や経験を吸収しているところです。お客様の要望は様々ですが、分からないことは上司や先輩に教わりながら、満足してもらえる製品や施工を提供できるように頑張っています。そのなかでも、最後の完成時にお客様に「これいいね」と言ってもらえたときが一番嬉しく、やりがいを感じました。

私は営業で、空調機器のお客様をメインとしています。営業は人との関係をつくる仕事だというのが私の考えなので、お客様に「これお願いね」と言われたりして、信頼されていると思えた瞬間に一番やりがいを感じます。信頼関係を築くために工夫しているのは、お客様の希望を叶えながらも、プラスアルファの提案をすること。こちらの方が納期短縮できますよ、少し安価になりますよ、とお客様のメリットになる提案をしながら、製品のPRにもつなげられるようにと考えています。

将来の目標は。

自分らしい価値創造を目指す

目標は、橋本産業の中で経験を積み、中国と日本の両方で働ける技術・知識・経験を身に付けること。この先も日本で働き続ける場合は、日本企業でこれまで築いてきたお客様とのつながりを大切にしながらも、日本語と中国語の両方が生かせる仕事をしたいと思っています。もし中国に戻るなら、中国企業で日本と関わる仕事に就き、こちらでも中国語と日本語両方の言語メリットを発揮できる仕事をしたいですね。

僕の強みは、難しいことがあっても諦めず、責任を持ってとにかく全力で取り組むこと。強みを最大限に生かしながら経験を積んで、将来は大きな現場の管理を任される存在になりたいと思っています。加えて、営業もできるようになるのが理想です。将来的には、日本人と中国人の懸け橋として、自分の価値を創造していけたらいいなと思っています。

橋本産業での目標は、HS製品に関してもっと工夫や開発をしていき、お客様に良い製品を届けていきたいと思っています。今はお客様の希望を聞いて開発を行い、改良改善を繰り返して最終的にいい製品を届けるという形ですが、最初からもっと考えてもっと工夫し、改善の回数が少なくても最高の製品が届けられるようにしたいですね。将来もしベトナムに帰国したら、橋本産業での経験をもとにメーカーを立ち上げて、ベトナム製として世界に知れ渡るような品質の高い製品をつくり、ベトナムの製造業の発展に寄与していきたいと考えています。

最後にメッセージとしてお伝えしたいのは、国籍に関係なく先輩たちはみんな親身になって指導してくれるので、とても良い環境で仕事ができているということです。まさにアットホームな職場で、外国人として日本の企業に勤めても大丈夫だという安心感があります。